FC2ブログ

09 | 2020/10 | 11

- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
検索フォーム
FC2カウンター
福岡県筑前町の中学2年の男子生徒(13)が、いじめを受けたという遺書を残して自殺した問題で、1年生の時の担任教諭が生徒に対し、不適切な言動を繰り返していたことがわかった。生徒の両親が「教諭からいじめを受けていたのではないか」とただし、町教委や学校側が15日、認めた。校長は同夜、記者会見し、教諭の言動について「自殺の誘因になったと思うが、主因かどうかはわからない」との見方を示した。(朝日新聞 10月16日)
最近忙しくて、新聞読むのも1日1回になったけど、Yahooのトップページに、「教師がいじめ」的なトピックを見たときは、正直びっくりした。

今月に入って、北海道の滝川市のイジメ問題が新聞で報道され、大きな注目を浴びたが、その数日後に、今度は福岡で中2の生徒が自殺した。

悲しい出来事だ。イジメで命を失う、というのは、本当に残念だ。

いつものいじめによる自殺だと、滝川市のように、いじめを認めない(最終的には認めたが)、もしくは、いじめの実態を把握できなかった、で終わってしまう。マスコミが追いかけるのはここまで。

ところが、今回は、学校の対応が早く、全校生徒にアンケートを実施し、いじめの有無に対して積極的に調査をした。この対処は、いままで自殺があった学校ではやっていなかったように思われる。

このアンケートが実に意外な展開を見せた。なんと、担任教師が「いじめの誘因」だった、ということを校長や教育委員会が認めたのだ。

信じられない、の一言しかいいようがない。

中1から教師による言葉の暴力が自殺した生徒に限らずあったという。朝日放送のニュースで、学校関係者と教育委員会の人が生徒の自宅に行ったときの様子が報道されていた。「なぜ、そういうことをいってからかったのですか?」という趣旨の生徒の両親の質問に対して、学年主任は、

「からかいやすかったからです。」

と答えていた。学年主任の発した言葉は、「からかい」ではすまされないもので、度が過ぎている。

いじめの問題はかなりセンシティブだ。生徒の間では、いじめている、ということを隠す。絶対先生にバレないようにやる。バレたとしても、次のターゲットになりたくないから、主犯格の名前が漏れることはまずないだろう。

しかし、今回の問題は、教師が率先して「からかい」の言葉を生徒に浴びせ、それが故に生徒も「じゃ、俺もしていいんだな」という感覚でいじめが広がっていったに違いない。ロールモデルでなければならない教師としてあるまじき発言であり、行動である。

また、親が相談したことを軽く他の学生に話す、というのも問題で、それがもとに、あだ名が付けられ、いじめがエスカレートしていった、とも書いてあった。

こういう教師は不適格ではないのか。
確かに人格をペーパーテストで測ることは出来ない。でも、教師という職業は「学生のために何かをしたい、助けたい」という思いをもっていなければならない。そういうのが欠けていた、あるいはなかったように思われる。


その学年主任は、「一生罪を償います」と報道陣に言っていたが、生徒一人の命を奪う原因を作って、いじめ問題を野放しにした責任はかなり重い。俺は、殺人行為だと思う。


教師になって思ったことに、生徒の生命は必ず守る、ということはいつも頭の隅に入れている。いじめがないか、自殺はしないだろうか、家庭環境は大丈夫だろうか・・・、一人一人見ていくと、学校で見せる顔と違う顔があったりもする。

この事件は、自分にとってもショッキングで、教師としてのあり方を問われた事件だと思う。そして、生徒の両親のことを思うと、とても切ない気持ちになる。

にほんブログ村 教育ブログへ
スポンサーサイト



 

Comment


        
ブログ内検索
リンク