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今回は長文読解について。

後々、英語圏に来る人は、いやでも「教科書」というものを読まなければならない。専攻によるかもしれないが、僕が勉強した歴史では、一つ一般的なテキストと、ペーパーを書く時、クラスディスカッション用に、ペーパーバック3冊ほど読まされる。

受験で培った文章の読み方が通用する場合もあれば、そうでないものもある。

長文読解で、教科書的なものを読むならば、そんなに苦労はしない。最初は全部読んでしまうだろうが、タイトルを見たり、章の終わりにある「サマリー」なんていうセクションにだいたいの内容が書いてあるので、問題はない。時間はかかるが、最初はとにかくちゃんと読む、「一文一文理解しながら」読むのがいいと思う。(これも慣れれば時間短縮できる。)

著者が自分の立場を取って論じたエッセイや小説などはサマリーセクションなんかないので、本文を読む前から全体を理解、なんてことはできない。ちゃんと読んでいかないといけない。

このときに、メモを取っていくというやり方がいい。メモだから、きちんとノートを取る、というのでなくて、自分が読んだ足跡を残すような感じで書くといい。

昔、12年生の世界地理を教えたときに、読解法なるものをやった。(信じられないかもしれないが、アメリカ人は英文を読み方を知らないまま、高校を卒業する学生もいる。)余談だが、リテラシ-というのがアメリカの教育現場では非常に大事で、大学の教職課程では教える科目に関わらず、Content Literacyなるクラスを履修しなければならない。そのクラスで習った実践とでも言えるか。

そのときは、日本のことをやっていたので、日本に関する記事で、"A Difficulty of Apology"というのがあり、授業に使用することにした。

読解のステップ
(1)タイトルを読んで、「わからないこと」を明確にする。
日本語に訳すと「謝罪の難しさ」とでもなろうか。我々日本人は予備知識なるものがあるので、云わんとしていることはわかると思うが、アメリカ人に取っては??である。そこで「わからないこと」を作り上げるのである。つまりは「質問」を作るのである。
例えば、
「謝罪って、何に対する?」
とか
「誰が、誰に、謝るの?」
とか
「なんで難しいの?」
とか・・・。
こういう質問を作れば、英文を読むときの「目的」ができる。(最近の読解力低下、活字離れは「読む目的、Purpose of Reading」を持たないからだ、と主張している学者がいる。)目的、質問なら、この記事を読む時(During Reading)の仕事は簡単だ。英文を読んで質問に答えればいいのだ。つまり、答えを探すことが、読解になる。

(2)キーワードをチェック。
キーワードなんか、読まないとわからないだろうが、タイトル、小見出しからでも十分キーワードは指摘できる。例えば「謝罪」が出てきたら、何かしら筆者の言いたいことにふれているだろう。もっと言えば、質問の中に、「誰が、誰に」というのがあるから、人や国、グループがキーワードということにもなる。

(3)メモをする。(Holding Thinking)
読んでも忘れる。忘れないためには、ノートを、メモを取ることが一番大切だ。
僕がクラスでよく使ったのは、2コラムノート。ノートの真ん中に線を引いて、左のコラムには「引用(Quotations)」、右のコラムには「考え、疑問など(Questions, Ideas, etc)」を書く。左のコラムの引用は、自分が大事だと思った文を抜き出し、左のコラムに書かせる。そして、右のコラムには、その文に対する疑問、考え、もっと言えば、なぜ抜き出したか、を書かせる。
そうでなくても、自分が大学の授業のために読むのであれば、普通のメモ程度でもよい。メモをとる習慣が後々読解を助けると思う。

ちなみに、長文読解は構文が大事であり、きちんと読めないと、筆者が言いたいことを見逃す可能性もある。ここにたどり着くまでに、最低限、(1)単語帳1冊終了、(2)文法書1冊読み終わり、(3)構文の参考書を一通りやる、ということが出来て、たどり着くと、この段階はかなり有効なものになると思う。

受験生のために、参考書は
英語長文問題解法のルール144(上)(下)ー大和書房、富田一彦(著)
をあげておく。
この本は実際、構文を取りながら、それをどう長文読解に活かすか、ということを実際の入試問題の設問を使いながら書かれている。まえがき、あとがきは感動すると思う。TOEFLを受ける人にもいろんな意味で有効だと思う。

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